アマゾン川とベネズエラの旅

アマゾン川の夕焼けと朝焼け

倒れる木々

アマゾン生活も三日目に突入した。

中流ということもあり、景色が若干変化してきた。

密林地帯を抜けて見晴らしのいい場所になった。

この辺りは陸に人が住んでいるのでふつうの生活をしている。

そして一番特徴的なのは写真の様に倒れている木。

水面が下がることにより木の根元が出てきて倒壊する。

日本では見ることができないアマゾンらしい景色である。

アマゾンは森林伐採だけでなくこのような現象でも森林が減少している。

温暖化による水面上昇もあるが一部地域は水面が下がっている。

非常に不思議な現象である。

次の停留地での出会い

続いて止まった港はプライーニャという小さな港。

当たり前だがこの港も何もないので荷物を積みなおしたらすぐに出発。

意外にもベレンから乗った人はここで降りる人が多い。

調べても何もなさそうだが現地の人しか知らない何かがあるだろう。

もし次訪れることがあれば途中下車してみたい。

二度と船には乗らないのが本音だが。

この港で中の乗客が大きく変わった。

そして三日目にしてついに話し相手が現れる。

名前はフィリップという男性でパイロットをしているとのこと。

仕事を辞めて民族と生活をしてベネズエラに向かうとのこと。

非常に楽しそうと感じてしまった。

ちなみに彼は少し英語と日本語がわかるのでなんとか話すことができた。

人と話せることですら最高と感じてしまう。

今思うと不思議でならない。

屋上で過ごす夕方

日中はハンモックの上で話をしていて外に出ることがなかった。

天気がいいので夕方は屋上でのんびりすることにした。

きれいな大きな雲は夏らしさがあって素敵だ。

おそらく夜は天気が荒れるだろう。

明るいうちは雨を降らないことを願っていた。

暗いときに雨が降れば虫が少なくなるので好都合である。

立体感のある雲は夕日に照らされて赤く染まり始めていた。

色は赤というよりはピンクに近くて神秘さがある。

ここで景色を見ていると二人組の親子に声をかけられた。

アジア人の僕に興味があるとのこと。

ちなみにアジア人は南米だととてもモテるので覚えておこう。

仲良くなったのでワインをもらうことに。

アマゾンの船の上で赤ワインが飲めるとは思わなかった。

少しリッチな旅になった。

ワインは安くて人気のチリ産の赤ワインだ。

酒はいつどこで飲んでも美味しい。

みんなで飲むお酒はもっとおいしい。

前半が終了

三日目がもうすぐ終わる。

つまりアマゾンの船生活も折り返し地点となる。

ここまでは特に何もなくて平和に過ごしている。

話せる人が隣にいるので退屈さも無くなった。

まあまあ耐えられるので後半も楽しもうと思っている。

とにかくワインで気持ちが回復した僕でした。

夜になると先ほどの大きい雲が光りだした。

つまり、積乱雲である。

まだ雨が降る気配はしないので雷を鑑賞していた。

そして完全に暗くなった後は星空観賞。

木や川だけでなく雲や太陽や星まで楽しめるのでまさに自然の宝庫である。

やはり世界一の密林は本物だった。

後半の始まり

隣のフィリップが早起きで起こされた。

外を眺めるときれいな朝日。

3回目の朝日だが何度見ても美しいものである。

川なので波はなく、きれいな水平線である。

同じ景色でも朝日や夕日は何回も見たくなる。

これが心に刺さる景色というのかもしれない。

むしろ心から抜けない景色だろう。

この写真は非常にお気に入りの一枚。

たまたま通りかかった船を撮った時である。

写真というものはさりげなく撮ったものが良かったりする。

これは素人の意見だが。

どんなときもラフでいる時がうまくいくときのようなものかと。

まさにTake it easyという感じだ。

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