アマゾン川とベネズエラの旅

アマゾン川の船生活の始まり

スラム街に位置する港

ベレンで一日過ごしてついにアマゾン川の横断。

乗り場は前日のフェリーターミナルではなく、町から少し離れた場所である。

このフェリータ-ミナルは絶対にタクシーで向かうようにしてください。

目の前はファベーラ(スラム街)になっていて非常に危険です。

タクシーで周辺を走りましたが初めて見るファベーラの最深部は忘れられない。

思わず写真を撮ろうとスマホを出そうとしたら運転手に切れられた。

そのくらい危険なので気を付けてください。

この場所でも降りた直前に強盗被害が多発しているとのこと。

フェリーターミナルはいくつかあるがこの場所は安い分場所が非常に悪い。

目の前にもお店はないため食料は事前に買いましょう。

僕もハンモックや食料を買っていなかったため一度タクシーで街へ戻って買い物をした。

どんな時でも最低限の準備は大切である。

船の中について

ハンモックを買って再びこの場所に戻ってきた。

そして船に乗る。

船の中にはたくさんの食糧が積み込まれており食べ物の臭いが充満している。

特に玉ねぎが多く積み込まれていることは、、、。

これに関しては後日伝えるのでお楽しみに。

9割が現地の人であり、海外旅行客は見かけない。

つまりは言葉が通じる人が非常に少ない。

特にブラジル北部はほとんどの人が英語を話せない。

船は4Fになっていて僕は2Fを選んだ。

1Fは食料が積んでおりとても狭い。

3Fは窓がないため雨や虫が入ってくるのと冷房がないため却下。

4Fは屋上なのでハンモックを張ることができない。

2Fは窓があり、冷房もあるため即決。

場所はおそらく早い者勝ちなので早めに船に乗りましょう。

ここが私の住処

11時に出航といわれていたが人が集まっていないいないため出航は当分先。

なのでハンモックを設置して準備をする。

取り付け方が分からなくても周りの人がつけてくれるのでありがたい。

この時点で船の人達が好きになった。

困っている人に気軽に声をかけてくれる環境はとてもいい。

都会だと他人任せが多いので冷たいイメージである。

いつだって人を助ける人になりたい。

ハンモックを設置してもらい寝床の完成。

寝心地はまあまあといったところである。

あとはコンセントをセットするがコンセントが見当たらない。

各フロアごとに一つしかないため延長コードを繋げまくって使うとのこと。

たこ足配線というより百足配線である。

日本のように火災を誰一人心配していないため不思議である。

もしものことがあってから考える精神は本当に尊敬する。

セキュリティとご飯

アマゾンの船では盗難が多い。

値段が最低価格であるためブラジルの貧困者も多く利用する。

なので船の中では貴重品はどんな時も持ち歩いていた。

荷物はバッグ一つであるためパックセーフで柱に括りつけていた。

こんなことをしているのは自分だけだが観光客も僕一人。

周りにどう思われようと荷物が盗られなければどうでもいい。

荷物を盗られた時のほうがよっぽどショックだろう。

アマゾンの船生活にあたって重要となってくるのが食事。

朝昼晩三食は10レアル(約300円)ほどで食べることができる。

朝ごはんはパンに珈琲と軽いご飯なのであまりお勧めしない。

昼と夜ご飯はFrango(鳥)とPeixe(魚)の二つから選べて量がある。

味も良くて野菜も入っていてブラジル料理のフェジョアーダもある。

割と質が高くて感動している。

水もウォーターサーバーがあるので問題ない。

冷えてて非常においしい。

見たことがないクモ

ハンモックで寝っ転がっていると蛍光色の蜘蛛がいた。

見た目でやばい蜘蛛だとかんじた。

僕のサンダルの上にいて非常に困っていた。

最悪は踏みつぶそうと思っていたが蜘蛛を殺すと罰が当たるらしい。

これは母からの教えなので割と守っていた。

サンダルを持ち上げると瞬間移動した。

あまりの俊敏さに思わずビビってしまった。

もしこのまま放置して誰かが刺されたら、、、。

迷った結果踏みつぶした。

申し訳ない気持ちがあったが刺されて死ぬのは嫌なので。

いつの時代も弱肉強食である。

強いほうが最終的に正義となる。

町から密林へ

2時間遅れでついに出発。

徐々に離れていくベレンの街並みを見ると都会だったことがわかる。

船の中にはWi-fiはもちろん、公共の電波も存在しない。

これがアマゾンなんだと納得する。

これから待ち受ける大自然が楽しみである

そんなことを思いつつ速攻で昼寝をした。

ハンモックの寝心地がなかなかいい。

出航して二時間後、目が覚めると先ほどの都会の面影は消えていた。

ただ広い川に木々が並んでいるだけである。

自分は本当にアマゾン川に来たんだとここで実感する。

一つ夢が叶った瞬間である。

こうやって一つ一つ自分の夢を叶えることは経験となり、可能性となり、希望となる。

だから僕はまだまだ旅をする。

熱帯雨林の生活。

船からは現地の人の生活を見ることができる。

船やボートに乗って漁をしているひとがほとんどである。

たまに観光客船に近づいて物を要求してくる人もいる。

非現実的な生活を見ることができる。

日本の裏側はこんなにも素敵な世界が広がっている。

人生は悪くない。

アマゾン川を眺めていると木の根っこが浮き出ている。

水面が下がっているため起こる現象である。

ひどい時は木が倒れたりする。

無残に倒れた木はなかなか迫力がある。

その反面、環境問題についても考えさせられる。


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