スリナムの首都パラマリボまでの道のり

スリナムの首都パラマリボまでの道のり

渡航日2018/11/25

自身が知らない国

ブラジルのベレンから飛行機に飛ぶこと4時間。

スリナム共和国に到着した。

この国について知っていることは0である。

それだけでなくこの国の存在すら知らなかった。

馴染みのない国に行くのは勇気がいる。

一歩を踏み出した感じだ。

夜中に到着したので空港泊をする。

寝床とコンセント、wifiは確保できたのでまず安心。

問題点としては飲食店といったお店が一切ない。

過去1.2を争うほど酷い空港である。

外には公園があり、とても空港とは思えない。


国際線?

朝まで何もすることが無いので出発ゲートに行くことにした。

空港が倉庫のように見えたので歩いている時に関係者専用通路では無いかと勘違いした。 

出発ゲートも到着ゲートと同様に非常にショボく、ベンチがないので寝っ転がれない。

選択肢は地面に寝っ転がるしかなかった。

この空港は日本でいう羽田空港であるはずなのに設備が酷すぎる。

空港で特にやることもないのでここで一夜を過ごした。

誰もいないので荷物の盗難の心配はないが対策はしっかりする。

荷物をパックセーフ(鉄製の網)にいれて柱に巻きつけておく。

ただの紐や南京錠だけではすぐに盗られる。

65カ国ほど訪れたが荷物を取られたことは一度もない。

これもまた一つの自身の強みなんだとふと感じた。


スリナムを知る

何もない退屈な空港で爆睡して朝が来た。

いよいよ街へ移動できるとおもっていたが、空港には誰一人いない。

そのため移動ができずただぼーっとしていた。

1〜2時間待っているとタクシードライバーが話しかけてくる。

どうやらこの日の午前中は飛行機が飛んでいないのと祝日により誰も来ないとのこと。

ホテルにタクシーを手配してもらったが、値段が同じくらいなので客引きのタクシーを使った。

空港からパラマリボ市内までは40㎞ほど離れているので25ドルほど払った。


タクシーで使われている車は日本車であり、南米のタクシーで綺麗な車を初めて見た。

そして左側通行であるので日本と変わらず運転ができる。

タクシードライバーに日本人であることを伝えるとETCやカーナビを使って日本語のアナウンスを聞かせてくれた。

自身の知らない国でも接点があるのは日本国民として嬉しい。

そして移動中にスリナムについて聞いた。

この国では木材や金が盛んに取れて南米の中でも安全な国であると。

そして中国人が多く住んでおり、その他にインドネシア、インド、アフリカ系の人たちがいて多国籍であると。

そのため宗教上の問題が多く発生しており、自殺者が非常に多いとのこと。

少しではあるが、スリナムについて理解できた。


スリナムの世界遺産

ホテル到着後は近くにあったKFCで昼飯を食べて観光。

ホテルでのんびりしたかったが、蚊があまりにも多く居座らなかった。

滞在したホテルも兼ねて周辺はパラマリボ歴史地区としてユネスコの世界遺産に登録されている。

かつてはオランダ領であったので洋風の建築が現在も残されている。

保存状態はあまり良くないのと観光客はあまりいない。

この建物は大統領宮殿。

中に入ることはできないが周辺は綺麗に整備されている。

目の前には広場があるが、雨が降りそうな天気で誰もいない。

これまでに様々な世界遺産の都市に訪れたがここまで人がいない場所は初めてだ。

逆に観光地化が進んでいないので変な客引きもいないのでありがたい。

川沿いの散歩

次はすぐ近くに川があるのでそちらへ向かう。

川周辺の建物はほぼ壊滅状態でボロボロである。

この周辺には警察も多く、浮浪者も多い。

治安は南米にしてはいいものの軽犯罪は多い。

様々な人に声をかけられたがフルシカトして歩いていた。


スリナムの川は泥水であり非常に汚い。

下流であるためしかたないと思ったが、すぐ近くの海はカリブ海。

驚きしかない。

川の前には展望スペースや売店などがあり人が集っていた。

音楽を演奏して踊っていたりと楽しそうな雰囲気だった。

日本にはない光景である。


小さな喜び

町を歩いていると日本の中古車を多く見かける。

日本で活躍した車が遠く離れた海外で再活躍してる姿は嬉しい。

これこそが小さな喜びであるだろう。

その数は一台だけでなく何十台とあった。

むしろバスのほとんどが日本の中古車である。

雨男

しばらく散歩をしていると天気が良くなってきた。

日焼けは嫌いだが、曇りよりかは晴れの方が好きだ。

その後にバス乗り場の裏に謎の記念碑を見つけた。

この記念碑についてはわからないがおそらく独立記念碑だろう。

知らんけど。

天気が良くて浮かれてた矢先、大雨となった。

傘を持ってない時に限って雨が降る。

まさに雨男である。

Centrumkerkと呼ばれる教会を目の前にして雨宿り。

この国は一時的な大雨が毎日のように発生するとのこと。

流石は熱帯雨林と感心してしまった。


変わった教会

雨が小雨になって落ち着いたので観光再開。

先ほどの教会の奥に進むと鮮やかな緑の木製の教会が現れた。

これがパラマリボで1番の観光スポットである聖ペトロパウロ大聖堂だ。

これまで観てきたスペイン、ポルトガル領のコロニアル建築とは異なりユニークなデザインである。

ずっと同じようなデザインの教会を見てきたので感動してしまった。

当然この周辺には観光客が何人かいたが、やはり少ない。

天気が完全に回復した。

次についた場所はかつて建物が存在した跡地。

倒壊してもなおこの場所に建物が存在していたことを記した看板には驚きだ。

建物が倒壊した場合すぐに復元するか違う建物を建てるイメージがあったが違った。

形あるものいずれはなくなるがこのパターンの保存?方法はまた新しい。

そしてこのあとの渡航についてはまた後日。


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