アマゾン川とベネズエラの旅

ベネズエラからの脱出。 ブラジルへ。

ベネズエラ最後の夜

地球最後の秘境であるギアナ高地を満喫して街に戻った。

ベネズエラに残る理由も無いので次の日にブラジル戻ることにした。

ベネズエラ入国前からお世話になったレイディー姉妹ともお別れだ。

たまたま同じバスに乗って話しかけられてここまで仲良くなるとは思わなかった。

本当に感謝しかない。

こんなことは普通に起こり得ない出来事なので今でも運が良かったと思う。

誰も知り合いのいないベネズエラに一人で行き、この街で多くの友達や知り合いができた。

ホットドッグを売ってた店員さんとも仲良くなり、次会う時にバスケットをする約束をした。

人と人が繋がるはいつだって一瞬。

ホテルに戻った後、ほぼ繋がらないWIFIがなぜか使えたのでブラジルの人達に連絡。

無事である事と怪我したことを伝えて心配していた。

あとはこの国を出国してアマゾンを観光して無事に戻るようにする。

過去1.2くらいのハードな旅であったと感じる。

そしてゴキブリまみれの部屋で就寝。

虫に対して少し慣用的になれた。


ブラジルへ。

朝になりいよいよレイディー姉妹とお別れ。

レイディー姉妹はベネズエラの北部のメリダに帰るとの事。

僕は南に進んでブラジルに戻る。

帰り道は一人になったけどこれが旅立ちなんだと思った。

そしてこの旅一番の難関の出国手続き。

実は入国のスタンプをもらっていないので不法入国している扱いである。

ギアナ高地を観光してる時に検問を食らって服を全部脱がされてた。

そのあと軍警察に連絡されたりして大変だったが見逃してもらえた。

僕が21歳の大学生で日本人であるからだ。

"学生"と"日本人"という2つの肩書に助けられた瞬間だ。

これに関しては本当に恵まれたと感じた。

検問の際

"出国の時に説明すれば大丈夫"

と言われたのでうまく説明できるか不安だ。

イミグレをドキドキしながら並んでいた。


結果

"スタンプないならそのまま戻っていいよ"

第一声に言われたのがこのセリフ。

あっさりと通してもらえたので驚いた。

なんとも言えない感情だがとにかくブラジルに戻れるので安心した。

そして国境を歩いていると二カ国の旗が立っている場所に到着。

この時期のベネズエラの陸路inは誰もが嫌がることだろう。

正直いうと僕も怖くて躊躇っていた。

しかし陸路でベネズエラに入国していた。

命を懸けるほどギアナ高地に行きたくて自分の感情に背中を押されていた。

自分自身が少し成長できたんだと感じた。

そしてベネズエラの国境手前の街パカライマに到着。

すぐにバスが出発することでボアビスタに戻ることにする。

当然ここには観光客は誰一人いない。

周りからすごい目で見られたのは今でも忘れない。

特に僕の顔の傷がみんなから見られる要因となった。

顔が異常なくらい腫れていて目が開いていなかった。

とりあえずバスに乗って安静にする。

検問

バスは行きと同じNJ社。

値段は1000円くらいとブラジルにしてはとても安い。

この辺りはベネズエラからの不法入国者が多く、ブラジル全土で見ても特に殺人率の高い地域である。

そのためボアビスタに向かうまで何度も検問にあった。

その度に

"お前の顔の傷はどうした?ベネズエラで強盗に遭ったか?"

と言われる始末。

その言葉がすぐに飛び交うほど治安が良くないと改めて認識。

いまこうやって記事を書いてあると寒気しかしない。

ちなみにこの数ヶ月後に国境が塞がれて現在のベネズエラは大変なことになっています。

渡航の際は自己責任で気をつけてください。


一安心した??

ボアビスタに到着した。

なにより安心感が半端じゃなかった。

ブラジルだから普通に治安は良くないが。

久々に普通のレストランで食べるご飯がとてもうまい。

ハイパーインフレが存在しない素晴らしさを感じた。

食べ終わったあとはマナウスへ戻る夜行バスを予約しに行く。

行きにお世話になったWIFIを貸してくれたNJ社の事務所に行き、挨拶をしに行った。

当然顔が腫れていてとても驚いていた。

それでも無事に僕が帰ってきたので安心して喜んでくれた。

一度しかあっていないのにこんなに歓迎してもらえるブラジルは本当に最高だ。

そのあとにマナウス行きの夜行バスを予約して目の前にあるアサイーのアイスを食べる。

アイスはとても甘いが冷たくて美味しい。

アマゾン川周辺の名物なので一度は食べることをお勧めします。


また一つ増えた自分の帰る街

出発前に写真を撮ってFacebookを交換したりした。

"またボアビスタにおいで!次は街を案内する"

と言われた。

僕が帰ることができる街が一つ増えた。

とても嬉しいことだ。

ボアビスタは観光をしなかったのでまた行きたいと思う。

もちろん治安が安定してから。

夜行バスに乗った後は安心感があったので熟睡できた。

ただ、南米の冷房はガンガンで寒い。

18時ごろに出てマナウスに着いたのは7〜8時頃。

ホテルまでは徒歩で向かい早めのチェックイン。

hotel Brazil backpacks hostelという場所に3泊する。

ここでもまた新しい出会いがあるんじゃないかと感じていた。

いよいよアマゾン川、ベネズエラ編も終盤です。

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