アマゾン川とベネズエラの旅

ベネズエラのギアナ高地にあるロライマ山が素晴らしい


ロライマ山へ

ついにギアナ高地のメインであるロライマ山へ。

ロライマ山を見る場所はパライテプイという村で見ることに。

オフロードを二時間ほど走るため車酔いをしてしまう。

当たり前だが周りには何もなく退屈だ。

しばらく走っていると遠目にロライマ山が見えてきてテンションが上がった。

しかし、雲に覆われているため少ししか見えていない。

"このまま曇りで見れなかったらどうしよう?"

と、少し心配をしていた。

パライテプイに到着。

ここにはツアー客専用ホテルがある。

宿泊者は僕一人である。

この時期に人が来る事は滅多にないとのこと。

なぜなら"治安が世界一悪いから"。

この村には何人か住んでおりとても平和な村だ。

とても世界トップクラスの治安の悪い国とは思わない。

ここでガイドのスーシーにベネズエラの治安を聞いた。

ベネズエラ南部の凶悪者は既にブラジルに流れているため治安が良いらしい。

しかし首都カラカスや北部はかなり最悪だと。

なので今回はパス。

人生の終着点

ホテルを背にして正面をみるとロライマ山。

ついにここまで来れた。

初めて海外に出てから13ヶ月でここまで来れた。

自分の行動力に驚いた瞬間だ。

思い返すと13ヶ月の間に41カ国とブラジル生活を出来たので自信がついた。

しかし、まだまだ"何もない人"であるのでもっと成長をするべき。

自分の中の終着点に来たからこそもっと頑張るべきと感じた。

しばらくすると天気が良くなりロライマ山がはっきり見えた。

左側には世界で2番目の落差のある滝がみれたので嬉しかった。

今回はエンジェルフォールには行けなかったがこれでも大満足。

人生というものは本当に最高のRPGだ。

次も必ずここに戻ってこれるように頑張る。

そう誓った。

今度はあの山に登り立つと決心した。

最高の一杯

この日はここでのんびりして終わりなので町で買ったコーラを飲む。

人生で一番おいしいと感じたコーラだ。

飲み物自体は普通のコーラだが、なぜか美味しく感じる。

味だけでなく景色を楽しんだ飲んでいるからだ。

眼に映るもので味が変わることを知れた。

実際はただのコーラだけど。

しばらく経つと天気が荒れてきた。

この場所は熱帯地帯で湿度が高くすぐ雨が降る。

天気が悪くなると景色は何も見えない。

周りにはインターネットはもちろん、遊べる場所はない。

なので昼寝をして夕食まで時間を潰す。

それと写真フォルダをみて過去を振り返っていた。

アマゾン川横断の時も同じようなことをしていたのですぐに飽きたが。

大荒れになる天気

昼寝にも限界が来たので周辺を散歩。

一本道に家が並ぶだけの村なので広場や裏道もなく"ロライマ山をみるための村"である。

いままでにこんな小規模な村を見たことがないので驚きだ。

さらに天気が悪いと外には村人がいない。

究極の狭い世界を感じた。

しかし広大な自然に囲まれている村なのでなぜか憧れてしまった。

おそらく僕は疲れているのだろう。

そう感じた。



夕方になり夕食を待つ。

村の人に町で買った食材を渡して調理してもらう。

その間にガイドのスーシーとドライバーと三人で話していた。

スーシーの息子はブラジルに住んでいるらしいがパスポートを持っていなくてしばらく会えていないと。

ベネズエラでは現在、パスポートが発行されないのでブラジルに行けないらしい。

日本に生まれたらこんな事はまずあり得ないので自分が恵まれているかがよくわかる。

ベネズエラはパスポート事情も複雑なので本当に大変という事がわかった。

それ以外にもギアナの魅力やエンジェルフォールについていろんな話を聞かせてもらった。

とてもいい話を聞けた。

電気の無い生活

この場所は電気が普及されていないため車から電気を引っ張ることに。

なのでほぼ暗闇の中でご飯を食べていた。

外は雨が土砂降りでとても荒れている。

あらゆる面で食事環境が最悪であった。

しかし、みんなで食べるご飯は美味しい。

現地の人の料理の腕も良かったので食事には大満足。

ちなみにこの日の夜ご飯は骨つき肉のカレーを食べた。

ほぼ常温で保存していた鶏肉も奇跡的に痛む事はなく美味しく食べれた。

お米も日本とは違う現地の米だけどカレーをかけて食べていたので問題なし。

"ここで生活しても生きていける"

そんな事を思っていた。

大都会に生まれ育ったので人生で一度はこういう村で家族と暮らしてみたい。

おそらくみんな仲良くなるんじゃないかと考えていた。

ご飯を食べていると足元に何かがいた。

その正体は犬である。

思わず驚いてしまったがとてもいい子なので良かった。

ちなみに犬は僕が最も苦手な生き物であり少しビビっていたがなんとか大丈夫だった。

食後はコーヒーを飲んでゆっくりしてしばらくしたら電気を消された。

なので部屋に戻り寝る準備をする。

ここで驚いたことが一つ。

電気どころか水も出ないためシャワーを浴びることができなかった。

スーシーに聞いたら水道はしばらく使っていないとのこと。

この日の風呂は諦めて大人しく寝ることにした。

朝は早く起きてロライマ山と朝日をみる。

非常に楽しみだったが昼寝をしすぎて寝るのに苦労した。

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