ブラジルから日本を目指す旅

二度目の渡航アマゾン川の都市ベレン

渡航日:2018/11/24


目の前で起きた刺し合い

ブラジル生活が終わって日本に戻る際にアメリカを目指して旅をしていた。

まず目指した場所はギアナ三国のスリナム。

ブラジルの北部の町ベレン経由で行く。

ベレンは2018年9月に一度訪れている為、2回目の渡航である。

ギアナ三国はアクセスが悪く、見所も少ないため日本人の99%が行かない国とも言われている。

渡航を決めた理由は

"全部の国に行きたいから"

ただそれだけである。

ベレンは一度訪れたことがあるので安全な場所と危険な場所を把握していた。

なので問題は無いと思っていたが、目の前で大変な事が起きた。

人通りが多い市場を歩いていた際にナイフで刺し合う喧嘩が起きて大騒ぎだった。

大通りの交差点は血塗れで多くの警察が駆け付けていた。

写真を撮ろうと思ったが、急いでその場を離れた。

災難に巻き込まれるのは御免だ。

観光再開

走ってその場を去った後にタクシーに乗ってショッピングモールに篭った後再び元の場所へ戻る。

市場の奥には港や遺跡、教会といった観光スポットがあるので散歩することにした。

前回の渡航で行かなかった場所なので楽しみである。

アマゾン川を見てるとあまりの大きさに海と間違えてしまう。

しかし、潮風が吹くことはない。

市場や港を歩いていると見た事のない魚がたくさん見れる。

引き揚げられた魚は冷やされる事がなく、常温で売り出されている。

気温が40°以上あるのに常温で保存されているので魚を食べる気にはならない。

今に始まった事ではないが食の衛生面は日本に比べると天と地の差である。

日本が厳しすぎるのか、あるいはブラジルが緩すぎるのか。

どちらせよ市場の魚には挑戦しようとは思わなかった。

ベレンの要塞

市場から更に奥に進むとForte do Castelo(カステロ要塞)がある。

この要塞は1616年にポルトガル人によって建設されたものである。

市場とは違って静かな雰囲気で家族連れが多く目立つ場所である。

かなり平和な雰囲気である。

木陰は非常に涼しかったので休憩場所には最適な場所である。

入場料は4レアル(学生2レアル)、日本円で約120円(60円)である。

学生である僕は学生証を忘れたものの2レアルで要塞へ入らせてくれたのでラッキーだった。

入場の際に書かされた記録書に日本人の名前が書かれていた。

10〜15分前に入場しており、まだいるかと思って探していたがすれ違いのようだ。

しばらく日本人に会っていなかったので少し残念だ。

これもきっと運命なんだろうと思い、目の前の市場の景色を眺めていた。

こうやって街を一望するとこの街は栄えていて、自身が思っている"アマゾンの街"とは大きく異なる。

要塞には当時の大砲などが残されており、歴史を感じる。

特別面白いものがあったわけでもないがこの場所は好きだ。

正確には

"ここに集まる人達の楽しそうな顔"

が好きである。

綺麗な絶景よりも人の笑顔の方が絶景なのかもしれない。

そう思うと常に笑顔でいる大切さがよくわかる。

教会とその奥

要塞から更に奥に進むと立派な石像や教会が並んでいた。

この周辺も同様に観光地として人気があるが、教会のすぐ裏は貧困地区であるため注意が必要だ。

警察も数人警備しているためすぐに危険を察した。

保証は出来ないが気をつけていれば大丈夫だと思う。

日本という国はいかに恵まれているかを改めて感じる。

白くて大きい建物はOur Lady of Grace Cathedral呼ばれる教会である。

ベレンは別名"アマゾンのパリ"と呼ばれており、洋風建築が多く立ち並ぶ。

ポルトガル領だった事が一番の要因だが、自然と洋風建築が組み合わさる街は素敵だ。

65か国近く訪問したが、ヨーロッパにはほとんど行ったことがないので今後が楽しみだ。

楽しみは後に取っておくスタイル。


危険箇所?

日本でいう商店街らしき場所に来た。

ポルトガル通り周辺はお店が沢山並んでいて歩いていて楽しい。

狭い通路で人が多く行き交う場所なのでスリにだけ気をつけておけば問題ないだろう。

逆に盗られるものが特にないのでいつも堂々と歩いている。

どんな時でも心に余裕を持つことは大事である。

しかし、しばらく道を歩いているとその余裕はなくなった。

写真を見ての通り"ヤバイエリア"に来てしまった。

人は誰一人歩いていない落書きだらけの地区。

太陽が眩しい昼間なのに不気味な雰囲気だ。

こういう時はとにかく走る。

立ち止まることより危険なことはないので足を動かす。

躊躇いは死。 

10分ほど走ったら新市街の治安のいい地区に戻ってこれた。

ここまで来たら安心である。

またまたショッピングモールで休憩をしてWiFiを確保して涼んでいた。

おやつにアサイーのアイスを食べていた。

アサイーはアマゾンのフルーツで特にベレンのアサイーは特産品である。

とても美味しかったが、非常に甘いので食べ過ぎ注意。

空港へ

観光が終わりやる事がなくなったので早めに空港へ戻る。

市内から空港まではバスがあり、100円ほどである。

しかし観光客にはオススメができない。

このバスは貧困地区も平気で通るため強盗が多発するとのこと。

僕は空港のロッカーに荷物を預けていたので安心して歩いていた。

空港へ戻ってきたあとはwifiとコンセントを確保してのんびりしていた。

ベレン空港は規模が小さいものの館内に噴水があったりとおしゃれである。

しかし、レストランといった飲食店が少ないため残念。

このベレンの旅で長かったブラジル滞在もおしまい。

思い出は忘れる事が無いように書き留めておく。

フライトの時間になり、隣国スリナムへ。

ブラジルにまた戻れる事を楽しみにして出国。

とにかく思い出が沢山あったので離れるのは寂しい。

必ず戻ります。ブラジル。

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