神速トラベル日記

~何も無いからこそ全てを得る事ができる〜

戦友とのお別れ。アマゾン川生活4日目

time 2019/04/14

戦友とのお別れ。アマゾン川生活4日目


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おもてなし

サンタレンを出航後スーパーで買った飲み物やお菓子を食べる。

一人で飲める量では無いのでフィリップにもシェアする。

すごい満面の笑みで遠慮なく飲んでた姿は嫌いではない。

お菓子とジュースがなくなった後は売店にてフィリップがナッツを買い分けてもらった。

こういったやりとりは本当に好きだ。

言葉が無くても気持ちが伝わる。

食べ終わってしばらく話した後は昼寝をした。

隣でゲームに夢中のフィリップ。

そしてそれを眺める少年。

30歳ちかくのフィリップに子供らしさを感じた。

いつになっても子供の心を持つのは大切だ。

逆に歳をとるからこそ子供になる方がいい。

どこにいたって子供だった時みたいに輝きたい。

日本の音楽

4日目が終わる。

もちろん夕日は見逃さない。

これが明日を頑張る糧になるので。

突然フィリップが音楽を流し始めた。

ブラジルの音楽と夕日はなかなかいい。

そして、日本の音楽も流れてきた。

となりのトトロだ。

海外ではジブリ作品は人気とのこと。

トトロが流れた時は!?ってなった。

そして彼は普通に歌える。

そのあと日本の音楽を教えてほしいと言われた。

たまたま聴いてたSuperflyをオススメした。

気に入ってくれたのでよかった。

悪質な嫌がらせ

夜になっても音楽鑑賞は続いていた。

洋楽は50centやeminemなどが好きで話しが合う。

50centはどこに行っても人気なので本当にすごい。

静かな船内で二人で大盛り上がりしたことは忘れない。

そして夜になると恐ろしい事がおこる。

そう、虫が大量に発生し始める事だ。

蜘蛛がたくさん巣を張り始めることには慣れた。

住めば都とはこういうことだろう。

一番嫌だったのはゴキブリ。

フィリップのハンモックの上に落ちてきて笑ってた瞬間だった。

僕に向かって思いっきり投げてきてどっかに消えたのだ。

すぐにハンモックから降りて見つけることができたが発狂していた。

半泣き状態の僕を見てフィリップは笑っていた。

SOS

そして5日目。

目の前には次の停留所が現れた。

パリンティンスという街でこの奥地には民族がいるとのこと。

降りるのはフィリップだけで見送る準備をする。

するとフィリップがSOSを出してきた。

何を言うかはすぐにわかった。

バッグが壊れていてガムテープでぐるぐる巻きにされていた。

荷物を下ろすのを手伝ってほしいと思っていたが、実は違った。

どうやら街までのタクシー代を僕に求めていた。

値段を聞いたら500円程だったのでしかたなく貸すことに。

船内でナッツを買ったりしてたのになぜタクシー代を残さないのか?

もしかしたら騙されていたかもしれないが世話になったからよしとする。

なんとも言えない最後である。

いつかまた会う日まで

そしてお別れの時。

“ありがとう、非常に助かった”

と、フィリップは言ってくれたので今回は大目に見ることにする。

次どこかで会うことができたら必ず返してもらう。

ただそれだけである。

そして彼はタクシーと共に停留所を去った。

ここからまた一人である。

旅はまだまだ始まったばかりなのに寂しさはある。

いつだって別れは嫌なものである。

誰とも出会うことのない旅をしたいのが本音だ。

割と精神面は弱いからだ。

これまで出会った人にまた会えることを信じてまた一歩旅をしていきます。

僕と出会った方、また何処かでお会いしましょう。

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特集

自己紹介

空飛ぶ宮崎

空飛ぶ宮崎

横浜在住の22歳の大学生。 日本全都道府県を訪問し、2017年8月に初海外で東南アジアを渡航。 現在までに48カ国120都市を訪問しブラジル・サンパウロ州に半年在住。



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