ブラジルの生活

ブラジルで行った日系移民の古民家調査について

調査前日の夜

ブラジル生活を初めて1ヶ月ほど経った。

 

 

生活も慣れたところでそろそろ自分がやるべき調査も始まる。

 

 

調査前日にいきなりマラソン大会に参加する事になった。

 

 

そのため夜は練習をすることになり、街の中心部sescの前に集まっていた。

 

 

 

 

 

 

走るきっかけは設計事務所のスタッフに誘われたから。

 

 

マラソンチームに所属しているためいつも走っているとのこと。

 

 

チームの中にはいくつもの大会に出場しているベテランの方がいる。

 

 

それだけでなく、地域のマラソン大会だけ出場している人もいたりして選手層は幅広い。

 

 

みんなで仲良くしているためとても平和だ。

 

 

日本とは違い、日頃追われてる人がいないのでみんな寛容的である。

 

 

自分自身を持っていて南米の人たちはとても素敵だ。

 

 

 

 

 

久々に会う日本の方は

マラソンの練習後にレストランへ向かった。

 

 

どうやら日本から来た人がいるとのこと。

 

 

その人は一緒に建築の調査をする教授である。

 

 

ブラジルの滞在は一週間なので次の日からハイペースで調査を行う。

 

 

いよいよ忙しい生活が始まる。

 

 

 

 

 

 

この日は教授の話を聴きながらビールやステーキ、ハンバーガーを頂いた。

 

 

久々に飲む生ビールはかなり美味しかったので体に染み渡る。

 

 

食べる前に運動をしたから余計に美味しく感じた。

 

 

空腹は最高の調味料と呼ばれるがまさにそれだった。

 

 

家に帰ってからは調査の準備をして就寝。

 

 

 

 

 

調査の開始

調査は寝坊からのスタート。

 

 

日本であまり遅刻しない自分だが、ここに来て起きる事が出来ない。

 

 

調査にはいける時間なので結論は問題無い。

 

 

今回の調査は以前紹介した北川家深澤家の実測調査。

 

 

記事はこちら

 

 

まずは状態が非常に悪い方の北川家

 

 

規模が小さい平屋建ての民家なので1日で調査を終わらせる。

 

 

 

 

 

僕が行った実測とは建物の柱や壁や梁、さらに床部分や天井といったあらゆる部分の寸法を測ること。

 

 

そのデータを元に建物を修復していく。

 

 

実測した建物はブラジルの文化遺産に登録されているもので修復をするための調査である。

 

 

地味に大きな事をやっているんだと感じた瞬間。

 

 

細かいところを一つ一つ測るので建物と真剣に向き合える。

 

 

 

 

 

これまでにない廃墟

日本の廃墟だとすぐに取り壊されてしまうため写真のような無残な姿はなかなか見る事が出来ない。

 

 

本来驚くべきことは

 

 

"海外なのに日本の民家がある事"

 

 

そこに目がいくのが本来普通だが、僕は無残な廃墟という点に目がいっていた。

 

 

壁や柱を見ると昔の生活の後が見る事ができる。

 

 

当時住んでいた子供達?の落書きが今も残っていた。

 

 

こういう時代背景を感じるものは残したいと感じた。

 

 

 

 

 

 

北川家の周辺には木が生えていて実測や建物に大きく影響を及ぼすため伐採。

 

 

なかなかの大作業だったので大変だった。

 

 

かつてこの建物や木には蛇が住んでいたとのこと。

 

 

当たり前だがブラジルの蛇は大変危険であるので注意が必要。

 

 

幸い遭遇せずに済んだため無事でした。

 

 

 

 

 

 

調査も終盤で休憩しつつ壁のない家から景色を眺める。

 

 

家の近くには水牛の牧場がありのんびり過ごしている。

 

 

触れ合いたいとも思ったが、あたりは電線があり入る事は不可能。

 

 

農家の方達は広い敷地を持つ分セキュリティをしっかりしている。

 

 

貧困者に勝手に住まわれる事が多いらしいので。

 

 

 

 

 

仕事終わりの食事

1日目の調査が終わってピザ屋に来た。

 

 

この街には驚くほど来客が多く毎週のように美味しい料理を食べている。

 

 

果たしてこれはいい事だったのか?

 

 

滞在期間中ご馳走になり過ぎたのでいずれはこの恩は返したいと思う。

 

 

しかしまだ学生なのでいまは目の前の出来ることやるのみ。

 

 

それがもしかしたら一番の恩返しかもしれない。

 

 

 

 

 

またまたイベント

日曜日は日本食のイベントがあり、教授も街を観光したいというので休みにした。

 

 

ブラジルの土日は家族全員でご飯を食べるのが一般的だ。

 

 

特に日曜日は人通りが少ないため地域によっては出歩く時のは危険である。

 

 

お店もほとんどが閉まるので日曜日はイベント以外は外出をほとんどしなかった。

 

 

こういう文化は是非日本も見習ってほしいものだ。

 

 

 

 

 

 

食事はいつも通りの食べビュッフェ形式なのでたくさん食べました。

 

 

煮物はもちろん、寿司や肉、デザートとまたまた食べまくり。

 

 

朝からビールも飲んで調査よりも食べる事がメインになっている。

 

 

日本にいたらこんな生活は確実に出来ないだろう。

 

 

滞在期間中はあまり周りを気にせず楽しむことができた。

 

 

 

 

自然に囲まれた廃墟

そして次の日の月曜日は気を引き締めて二件目の調査。

 

 

森に囲まれている深澤家は状態もよく神秘的な廃墟だ。

 

 

この写真だけを見たらそう思う人は多いだろう。

 

 

しかし実際は何年も放置されているので中は悲惨である。

 

 

虫嫌いな僕にとってはとても辛い空間である。

 

 

内部は次の章でお見せします。

 

 

 

 

 

周辺の自然は本当に素敵で自然好きにはたまらないだろう。

 

 

しかし虫が非常に多くアブやハエに追っかけられてました。

 

 

とくに緑に光ったハエは羽音がうるさくしつこかったので嫌でした。

 

 

虫ごときでワーワー言ってる自分をみた教授は

 

 

"いままでよく色んな国を周れたな"

 

 

と。

 

 

思わず自分でもそう感じてしまった。

 

 

 

 

 

 

時代を感じる内部

これが深澤家の内部。

 

 

天井はもちろん、床も古く抜けているため非常に危険。

 

 

写真を見るとわかるが天井部分だけでなく至るところがシロアリの巣である。

 

 

コウモリも住み着いているので異常な量のフンや虫の死骸がある。

 

 

最初に入った時はすぐに外に出たが

 

 

"誰かがやらないとこの建物は無くなってしまう"

 

 

と自己暗示をかけてなんとか頑張った。

 

 

 

 

 

 

深澤家の内部は当時使っていた家具などもしっかり残っている。

 

 

正直にいうと実測の時に邪魔だったが写真に収めるとなかなかいい感じである。

 

 

こういう古びた部屋を見ると昔の生活はどうだったのか考えてしまう。

 

 

僕の予想だとここは寝室である。

 

 

なぜなら

 

 

ベッドがあるからだ。

 

 

当たり前のことですいません。

 

 

 

ここからは閲覧注意!!!

 

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閲覧注意

これは一階部分の写真。

 

 

コウモリの巣になっているので床が黒くなるほどフンまみれである。

 

 

いくら汚れていようが実測しなければならない。

 

 

本当に辛かった。

 

 

ひたすら無心で調査をしていた。

 

 

もう一度言うが、

 

 

本当に辛かった。

 

 

 

 

 

部屋の片隅にはでかい蜘蛛の死骸があった。

 

 

思わず発狂してしまった。

 

 

こんなでかいのは日本で見たことないので恐怖でしかなかった。

 

 

幸いにも死んでいたのでよかった。

 

 

この後にももう一匹いたのでこの家は本当に恐ろしい。

 

 

そんな感じで過酷な調査が終了した。

 

 

 

 

 

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