ブラジルから日本を目指す旅

サンフランシスコの刑務所・アルカトラズ島

渡航日:2018/12/7

海に浮かぶ要塞

船に乗るのは今回の旅の序盤のスリナムからガイアナのルート以来である。

船のクオリティーは言うまでもない。

そこそこ綺麗な海と綺麗な街を眺めながら観光を楽しんでいた。

そして周りにいる楽しそうな人達。

正直比べるのはどうかと思うが、貧困層と富裕層の笑顔はどこかが違う。

こればかりはもう少ししないとわからないことなのかもしれない。

もしかしたらわからないままの可能性もある。

雲一つない空と立ち並ぶ高層ビル。

島に向かっているのに島から抜け出した気分だ。

コンクリートだらけの島は楽しいけど、お金がないと楽しめない。

お金があればあるほど楽しめるので、都会は自然界で最も単純な生き方ができる。

そのためお金を使う場所や何もできなくなると不幸になる。

多くを得たいものはより不幸になる泥沼の始まりだ。

上陸

海を眺めながらぼんやり考え事をしていたら島に到着した。

船は定期的に出港するので帰りの時間を確認していざ上陸。

遠目から見た感じは長崎の軍艦島のような感じだが、上陸すると全く違う。

たしかに現在は使われていない刑務所だが、廃墟感はあまりない。

むしろテーマパークに近い雰囲気だ。

上陸後はアナウンスを聞いて坂道を登る。

入り口は上部からでそこまで通り道には花が咲いていたりする。

刑務所をみなければいいロケーションである。

犯罪者がいない今だからこそ安心して歩ける。

人生初めての刑務所見学は楽しみであった。

案内と入り口

アルカトラズ島の全体マップはこのようなかんじである。

島は30分ほどで一周できてしまうほどの大きさだ。

サイズ的には刑務所のためだけにある島だが、刑務所以外にも使えたんじゃないかと。

しかし、島なら泳いで脱獄しなければならないので大変だ。

少なくも泳げない僕には脱獄は不可能である。

坂を登って入り口に到着。

入り口でイヤホンを渡されて刑務所の解説をしてくれる。

日本語設定もあったので迷わず使わせてもらった。

この場所もおそらく日本人が多く訪れるんだろう。

そんなことをふと思った。

初めての刑務所

刑務所内は生活の状況や環境が残されている。

捕まったらこんな生活が待っている、、、。

そんなことを感じながら見学をしていた。

おそらく家にいた方がよっぽど幸せだ。

当たり前に感謝をします。

初めての刑務所の感想は絶対に投獄はされたくない。

行動の制限より辛いものはないだろう。

シャワーも仕切りがなく、プライバシーは存在しない。

こんな生活が何年も続くのは生き地獄だろう。

いずれにせよ悪いことは絶対してはいけない。

どんな形でも行いは全て自身に帰ってくる。

囚人達の歴史

ここが、二階の囚人達が収容されている場所。

トイレも丸見えでその横で寝るのであろう。

広さ的にはトイレで寝てるようなもんである。

さらに言うと蓋なしのトイレは辛い。

そんなくだらないことを考えながらアナウンスを聞いていた。

ここを見学してる人はアナウンスに沿って行動する。

急にこっちに振り返ってきたり、不可解な行動をしたりとアナウンスに支配されている。

みんな自分自身の世界に溶け込んで楽しんでいる。

ちなみにアナウンスではこの場所から脱獄を図ろうとした人たちの物語。

囚人達の頭の良さがよくわかる。

少しの光

ここは大晦日になると本土にいる人たちの楽しそうな声が島にまで響き渡る。

目の前の窓から色々と明かりが照らされると。

囚人達にとってこれは天国か、地獄か。

おそらく楽しめないので地獄であろう。

目の前で楽しんでる人がいるのに楽しめない自分がいる。

僕の普段の生活もそうなのかもしれない。

もしかしたら人生が既に檻の中かもしれない。

檻に入っていないからこそ人生は楽しむべきだと思う。

何かに縛られるより苦しい人生はないだろう。

例えば仕事や学校。

将来は安定したい、お金を稼ぎたい。

お金を稼ぐ事はいいがその先に何がある?

自分のやりたい事は明確にしておこう。

そうすれば無一文でもやりたいことができれば楽しいだろう。

そして自然にお金はついてくる。

看守室

次に向かったのは看守室。

ここは精密機器があって綺麗になっている。

囚人達と共にこの場所で生活するのはどんな気分なんだろう?

僕は以前からこのようなことを思っていた。

怖くないのか?つまらないのか?

刑務所で働いた事はないが、少なくとも働きたいと思った事は一度もない。

犯罪者も事が終われば普通の人間なのか?

真相はもちろんわからない。

この世界に関してはわからないことばかりすぎて歩いてて楽しい。

自分が全く触れたことのない世界に入るとまた新しい考え方が生まれる。

今後も新しいことをやり続けよう。

そうすればもっと人生が豊かになると思うから。

今の姿

外は快晴で人も多く、まるでデートコースのようだ。

一人で来たのは間違えなんじゃないかと。

アメリカを複数回って感じたのは

"誰かと一緒に旅をしたい"

その気持ちだけである。

そしてまた刑務所に戻った。

一度外に出てしまうと刑務所というよりかは博物館のように感じる。

自由に出入りができるので緊張感が吹き飛んだ。

それでもアナウンスは生々しいことばかり説明しているが。

とんでもないギャップの差である。

写真の場所は食堂に位置する場所。

ここが最後の案内の場である。

先ほどアナウンスで紹介された囚人達は脱獄を試みたものの、海から行ったきりだと。

もし海を泳ぎ切れていたら、、。

そんな恐ろしい一言を最後にアナウンスが終了した。

非常に濃い時間を過ごせた。

奇跡の一枚

観光が終了して船が来るまで散歩をしていた。

目の前の景色の写真を撮る時に奇跡の一枚が撮れた。

カップルが指を指している方向に鳥がいて、、。

エモい感じの写真を撮ることができた。

それと同時に少し羨ましさを感じてしまった。

自身もいつかこんな風になれたいいと思ったので引き続き頑張る。

 

そして、帰り道。

大満足の刑務所見学で色々と学べた。

不思議に思うのは帰り道は異様に早く感じること。

どんな時でもそうだが、行きは長く感じてしまう。

この現象はいったいなんなんでしょうね。

そして本土に戻ってきて引き続き観光をする。

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