渡航日:2018/12/9
極寒の地

青島から飛行機で2時間。
中国の首都北京に到着した。
青島は春の気候に対して北京は極寒の地である。
夏服しかない自身にとっては地獄のような気温だ。
ホテルにチェックインして宿泊する。
同じ部屋の中国人達は非常にフレンドリーで人は暖かった。

そして早朝にチェックアウト。
飛行機が昼頃なのでそれまでは観光することにする。
最後の観光も非常にハードである。
首都北京は場所によっては田舎っぽい場所がある。
住みやすそうな街であまり嫌いじゃない。
北京にはもう一度訪れる予定だ。
オリンピック

最初に向かった場所は2008年のオリンピック会場である鳥の巣スタジアム。
あの頃は小学6年生でマリオ&ソニックを友達と遊んでた思い出がある。
昔遊んでいた友達は今何をしているんだろう?
きっと新しい環境で楽しんでいるんだろうとそう思ってる。
僕も海外という新しい環境を日々楽しんでます。

子供だった頃の自分がいつのまにか大人になったことを感じた瞬間だった。
別にそれが嫌だというわけではないが複雑な気持ちだ。
大人になっていろんな場所に会えて色んな人に出会えた。
しかし、子供の頃みたいに自由にはしゃぐことができない。
謎に感情の制限があるように思える。
驚きの光景

鳥の巣スタジアムを周遊してると池が凍っていた。
普段日本にいるときはこんな光景を見ることができないので新鮮な気持ちだ。
試しに上に乗ってみようと思ったが氷が割れた時の事を考えて断念。
スキーやスケートなどのウィンタースポーツはあまりやらないので是非やってみたい。
今後の人生は普段やらないことを積極的にやっていこう。

続いて訪れたのは聖火をつける場所。
かつては多勢が集まったこの場所も今となっては廃れている。
オリンピック後の会場は大半は廃れるらしい。
来年に延期になった東京オリンピックもそう感じる。
正直今はオリンピックが行なわれるかもわからない状況だ。
残酷だが、それでも地球は回る。
天安門

最後の観光スポットに到着した。
北京といえばやはり天安門である。
この場所はオリンピック会場とは異なり大勢の人が集まっていた。
目の前には観光客を目当てとした営業がたくさんみえる。
中国の商売力はとにかく凄いので見てて面白い。

この場所が今回訪れた中でも一番寒片耳がちぎれそうだった。
寒さには弱い体質の中相当頑張ったと思う。
気温が-5℃に対してTシャツにパーカーのみの格好。
確実なルートミスである。
そんなこと言ってもすでに手遅れなので目的地までなんとか頑張る。
毛沢東

入り口には毛沢東が描かれている。
これは教科書で見たことがある光景で感動してる。
毛沢東は今の中国を設立した人である。
噂によると歯磨きが嫌いで服には無頓着であると。
そのため臭い人らしい。
その雑学しか頭に入ってこなかった。

天安門にはとにかく多くの人がいる。
中国は人口世界一なので普段からこのくらいなんだろう。
旧正月の時期になるととにかく日本で多くの中国人を見かける。
昔にセレクトショップで働いてたときに中国人観光客が札束を持って歩いていたときは驚いた。
経済大国中国の勢いは本当に凄い。
帰国までのカウントダウン

肝心の内部は入らないで立ち去った。
理由は非常に寒くてチケット売り場を並ぶのが面倒いからである。
こうして僕の長い長い海外の終わりのカウントダウンが始まった。
終わり良ければ全て良しなのですごくいい旅ができた。
日本までのフライトギリギリまで中国を楽しむ。

次はどこに行くんだろう?
今後人生はどうなってしまうのだろう?
旅が終わるとそんなことを考えてしまう。
今だからこそ言えるが人生はどうにかなる。
自分自身を助けてくれる人も沢山いる。
だからこそ人には優しくしなければならない。
反省や経験や考えが大きく身についた旅でした。